祖師 松尾芭蕉、日本最古の俳句結社

獅子門のご紹介

  岐阜県の美濃地方を本拠に活動し、俳句と連句を実作・研究している結社です。

 祖師は彼の松尾芭蕉、始祖は蕉門十哲の高弟の一人、各務支考(かかみ しこう)です。つまり芭蕉直系の結社であり、その歴史は350年以上とされ、日本一、すなわち世界一古い結社だと自負しています

 「獅子門」の名称は、支考の別号である「獅子老人」に由来します。支考は、全国行脚をしつつも本拠は美濃地方においており、また歴代の道統宗匠には美濃在住者が多いため、「美濃派」とも呼ばれました。上の写真は、支考が晩年に住んだ獅子庵(ししあん)です。 老朽化が進んだため、平成26年(2014)に改修されました。

改修前の獅子庵
改修前の獅子庵
H26年改修後の獅子庵
H26年改修後の獅子庵

道統あいさつ

  第四十一世道統の大野鵠士です。獅子門は、芭蕉さん、支考さんから続いている俳句・連句の結社です。と言っても決してむつかしい結社ではありません。
 芭蕉さんの軽みや支考さんの平易な分かりやすい句風を継承しながら、現代に根ざし、その人の個性が生き生きと現れた味わい深い句を理想としている、過去を大切にするとともに未来志向の強い結社なのです。

 俳句から入ってもかまいません。連句から入ってもかまいません。デジタル時代の今だからこそ、世界で最も短い詩型の俳句や、人々と親しく交わる座の文芸である連句を、楽しみながらゆっくりと創作してみませんか。きっと、心豊かな生き方の手助けとなるでしょう。 

【本部】
獅子門 獅子吼発行所
〒501-6081 岐阜県羽島郡笠松町東陽町1 

道統のご紹介

鴻々園 大野鵠士
・第四十一世道統宗匠 平成18年(2006)~

・昭和25年(1950)生まれ。信州大学卒。

・連句・俳句の実作・指導の他、著述、講演など幅広く活躍。

著書
・「西鶴 矢数俳諧の世界」(和泉書院,2003)

・「連句-学びから遊びへ-」(共著・おうふう,2008)

・「連句 そこが知りたい!」(共著・おうふう,2003)

句集
・「正鵠」(本阿弥書店,2004)

・「鴻々園連句集」(本阿弥書店,2006)

・「多次元」(文學の森,2014)

・「皆空」(角川書店,2019)※下の写真

・「大野鵠士集」自註現代俳句シリーズ・13期21((公社)俳人協会,2024)

表彰等
・岐阜市芸術文化奨励賞(連句の普及)(2003)

・岐阜県芸術文化顕彰(連句の創作活動と普及振興)(2004)

・岐阜市文芸祭実行委員会委員長

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